3x3.EXE PREMIER JAPAN 2022は、開幕をおよそ1ヶ月後に控えた4月26日、プレーヤーが競技ルールやリーグのレギュレーションを確認する「Players Meeting」を開催。
2022シーズンを戦うプレーヤーが一堂に会し、競技に対する理解を深めるとともに、 新シーズンへの士気が高まる場となりました。

競技ルールについて説明をいただいたのは、日本バスケットボール協会(JBA)より宇田川 貴生氏(JBA審判グループゼネラルマネージャー/審判委員長)・伊藤 亮介氏( JBA審判委員会3x3部会長/3x3 FIBAレフェリー)。
両名より、JBA 3x3 プレーコーリング・ガイドライン※をもとに、前年からの変更点や5人制との違いなど、映像を交えながら詳細の説明をいただきました。
参加したプレーヤーからは競技に対してさらに意識が高まったという声も出ており、開幕に向けた準備が進んだ印象でした。
※JBA 3x3 プレーコーリング・ガイドライン

男子42チーム・女子6チーム、総勢290名超のプレーヤーで行われる2022シーズン。1ヶ月後に控える開幕に向けて高まりを見せるプレーヤーたち。
3x3.EXE PREMIERの未来を担うであろう改田 拓哉選手(BEEFMAN.EXE / 22歳)と磯貝 玲奈選手(OWLS.EXE / 22歳)から、3x3に懸ける想い、そして新シーズンに向けた熱いコメントをいただきました。

ー 3x3.EXE PREMIERを通して、どのような活躍をしていきたいか?

磯貝)目標は、バスケットボールに限らず「誰からも応援してもらえる選手」。
応援してもらえる存在として、2022シーズンスローガンの『USE UP!!!』が示すように、10分間という時間の中で誰よりも「一生懸命を全力で楽しむ」ことで、相手チームも観客も巻き込んで、みんなで一つのゲームを創り上げていきたいです。

将来的には、2024年パリ・2028年ロサンゼルスと続くオリンピックの舞台を目指していきたい思いがあります。

改田)学生世代において部活に所属しているプレーヤーがトップにいきやすい環境ではあると思いますが、自分自身はいわゆる普通とは違ったキャリアを歩んできました。
中学では地区で1回戦負け、高校でも部活に入らずにここまでプレーを続けてきた自分が、3x3の世界でトップのプレーヤーと渡り合えるというところを見せていきたいです。

そして今後、世界と戦うことを目指す上で、身長が高くフィジカルが強いプレーヤーが有利な競技ではありますが、小さいながらもできること、強みになることを見出していくことで、日本を背負うチャンスを狙っていきたいです。

ー 3x3のこれからについて

磯貝)3x3.EXE PREMIERはショッピングモールや観光地で行われることも多く、一般の方々の目に触れる機会が多いですし、その中で各チームも3x3の普及を目指し、各地で積極的にイベントなどを開催しています。
私自身もスクールをメインで行うなど、3x3を普及していく中でも、ユース世代の育成に重きを置いています。コートに立つ限られたメンバーだけで判断して動く3x3は、特にユース世代において自身のレベルアップにつながると思いますし、そういった大事なところを私たちの世代が発信し、伝えていきたいです。

改田)認知していただきやすい環境でプレーできることはありがたいですが、3x3がさらに向上していく上で大事なのは、そもそもの競技力向上だと思います。3x3.EXE PREMIERはもちろん、世界と戦う機会として4年に一度のオリンピックだけでなく、FIBA(国際バスケットボール連盟)が行うワールドカップやワールドツアーなどでしっかり結果を出していくことで、大きな広がりを生んでいきたい。そのために、個々がより成長していくことが必要だと思っています。

ー 3x3.EXE PREMIER 開幕に向けて

磯貝)春に大学を卒業し、プロとしてのキャリアは今シーズンが初めて。ここまで2年間ほど大会に出ていなかった期間があったのですが、その中で練習を重ね蓄えてきた力を、今シーズンに発揮できるよう頑張ります!
そして、スタッフとして関わっているチーム「PROCESS.EXE」も、ぜひ応援いただけたら嬉しいです!

改田)
3x3.EXE PREMIERへの参戦も、なんやかんやで6年目。年齢は若いですが、このリーグでの経験を多く重ねてきたプレーヤーの一人として、世代を引っ張っていけるように頑張ります!

▷3x3.EXE PREMIER JAPAN 2022のスケジュール